カラオケで持ち歌にしたい曲の楽譜を手に、注意点を書き込んで練習しよう。
どうも!トランペット、サックスを使った「ファンキー」な音、新しい時代を自分らしく楽しく生きるための「癒し」の歌詞。
でもって、「ファンキー癒し音楽」のルーク野村です。
もって、「ファンキー癒し音楽」のルーク野村です。
以前に書いたこの記事で、楽譜を手元に用意して効率よく練習しよう、ということを書いた。でも、具体的な曲に基づく説明がないと、理解が深まらないよね。
この記事では、具体例として、スピッツの「空も飛べるはず」を使って説明をしていこうと思う。
■ 手元に楽譜を用意
まず手元に楽譜を用意しよう。
市販の楽譜でもいいので手元に持っておこう。楽譜なしで耳で聴いているだけでは注意すべき点が明確にならず、なんとなくで歌っちゃうから。
ここでは、 スピッツの「空も飛べるはず」 の楽譜がある前提で、具体的な楽譜を読みながら話を進めていこう。
スピッツの「空も飛べるはず」のAメロ8小節は以下。この楽譜を使って説明していこうと思う。
まずは、手元に楽譜を用意しよう。
■ 読めば、わかる
楽譜を読むと、気を付けるべきところがわかる。
以前の記事で解説した3つの点について、「空も飛べるはず」の楽譜を読みながら解説するね。
1)コードのルート音と同じ音
下記の(ア)は、Fの音。コードも同じF。コードのルート音(根音)とメロディーラインが同じ音となっている。
また、上のFは一般的な男性にとっては高い音。このFの音を下に外してEに近くなってしまうと、コードからずれた音程となる。
ここは高音域で、きちんと音程を取る必要がある箇所、と理解出来る。
2)出音の意味を知る
下記の(イ)は、Bの音。そしてコードがGだ。BはGの第3音にあたる。第3音はドレミの音階のミにあたるからね。
第3音を外すと調性が変わってしまう。メジャーコードの第3音が半音下がると、マイナーコードになってしまう。
だから、Gメジャーコードのこの場所では、Bの音を下に外してGマイナーにしてはいけないところ。仮に外すにしても上に外す、くらいのつもりで歌おう。
3)近くで同じ音程がある
同じ音程の音があれば、同じ音程で歌う。この当たり前のことが意外に難しい。
上記(ウ)は、同じGの音。1小節目はEの音からGに下がり、3小節目はDからGに下がる。同じGの音を出すよう気をつけないと、3小節目で下がるときに下がり過ぎてしまう。
特に、上記(ウ)で書いた音が下がるところは難しい。
メロディーが上がるときに音を当てるのは、自分が注意しているので当たり易い。
それに対して下がるときはあまり注意しないので、いい加減な音程になることが多い。下がればいいってもんではない。
このように、楽譜があると、なんとなく聴いた音程にあわせるよりは、気を付ける点が明確になる。
■ 注意点の記入方法
気づいたことは、即座に楽譜に記入しよう。
即座に 楽譜に記入できるのが、紙の楽譜のいいところ。記入の仕方は、自分が分かりやすい方法でオッケー。
自分さえわかればよい。手書きでいいので、分かりやすい表記で書こう。
たとえば、以下のように俺は書いている。
こんな感じで書いた楽譜を持ち歩いて、練習を重ねよう。気をつける箇所が明確になって、練習の効率がよくなる。
練習してさらに気づいた点があれば、どんどん楽譜に記入していこう。
■ まとめ
以前の記事で紹介した、以下の3点について、「空も飛べるはず」を具体例に説明した。
- コードのルート音と同じ音
- 出音の意味を知る
- 近くで同じ音程がある
これらの観点から、気づいた点の具体的な記入例を使って説明した。
楽譜を手元に気づいた点を記入して練習を重ねると、効率よく練習ができる。
持ち歌にしたい曲が、上手く歌えるようになるといいね。最後まで読んでくれて、ありがとう!
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