作詞:ルーク野村
作曲:ルーク野村

【 歌 詞 】

(1番)

太陽は 皆の上で 差別をせずに 輝く

見返りを求めないで 豊かさを 与える

Give, give, give, give and forget!

常識で生きてないか

Give, give, give, give and forget!

与えて 忘れよう

Give, give, give, give and forget!

損得で生きてないか

Give, give, give, give and forget!

いつか受け取るのさ

(2番)

大きな海は いつでも 悠然と そこにある

クジラにも クラゲにでも 豊かさを 与える

Give, give, give, give and forget!

常識で生きてないか

Give, give, give, give and forget!

与えて 忘れよう

Give, give, give, give and forget!

損得で生きてないか

Give, give, give, give and forget!

いつか受け取るのさ

■ ライフワークの一環として

ルーク野村の第4弾シングル「Give and Forget」が完成するまでに、いろいろ紆余曲折があった。

前回の第3弾シングル「汝の敵を愛せよ」をリリースしたのが2016年10月1日。

今回の第4弾シングル「Give and Forget」は、2017年2月のリリースまで、なかなかたどり着かなかったわけだが、ここ数ヶ月(半年くらいか)のルーク野村としての活動を振り返りつつ、第4弾シングルの紹介をしたいと思う。

ズバリ、今回、なかなかリリースできなかった理由は、俺のライフワークのために、回り道をしたため。

俺のライフワークとは、新しいビートと作ること。

ロックでもない、ジャズでもない、サンバでもボサでもない、何か新しいビートを作ること。

新しいビートを作るにあたってのひとつの考え方として、日本の盆踊りをベースにしたビートを活用出来ないか?と真剣に検討している。

盆踊りは、日本が誇るダンスミュージックだからね。

■ 盆踊りブルース

こんな思いがあるなかで、とある人と音楽談義をした。

盆踊りとは、ダンスミュージック、子供の頃の楽しい思い出、日本人の共通認識、など、話をした。

その場での結論を端的にいうと「盆踊りブルースを作るっす!」と、俺が宣言するに至った。

翌日、盆踊りブルースの制作に早速取り掛かると、出来上がるのが速い!

昨晩の音楽談義のイメージのまま、スラスラと曲が出来上がる。コード進行はブルースと決めたのでアタマ使ってない、という理由もあろうが。。。

この瞬間は、あ、俺は天才なんじゃあないか!?と大いなる勘違いをしながら、ワンコーラス出来上がった。

■ 頓挫と挫折

速攻で、音楽談義相手にワンコーラスを聴いてもらう。

いいんじゃね!?と高評価。さらに、俺は天才だという勘違いの深みにハマる。

で、この後、こねくり回したのがいけなかったね。音数増やして、曲中でテンポ変えて、歌詞作って歌入れて。。。

やればやるほど、駄作になる。

散々、試行錯誤を繰り返し、歌詞とメロディーラインがちっとも合わないところで、諦めた。

考えすぎ。理論におもねった頭でっかち。頭冷やそう。

と、頓挫を認めるまで数ヶ月かかった。

■ 神の恵み

この極めて個人的内面の栄光から挫折に至る数ヶ月で、ダンスミュージックを聴きまくったので、自分の中でいくつか閃きを得た。

これぞ、神の恵み。

よし、じゃあ、ダンスミュージックでも作ってやろうじゃあないか!と創作意欲が湧いてきた。

同時に、いわゆるクラブ系の完全打ち込み楽曲の奥の深さも、栄光と挫折の数ヶ月で知るに至った。

クラブ系の完全打ち込み楽曲では、勝負にならない、というか、ノウハウを熟知せずに手を付けても、駄作への道まっしぐらと思われる。

だったら、バンドの編成で出せる音を使ってダンスミュージックを作ろう、そうすれば、ライブでも演奏できるし。

ということで、純粋クラブ系ではない、バンドで出せる音を使ったダンスミュージックの創作活動が始まった。

■ 与えて、忘れよう

一方で、「Give and Forget」の歌詞のコンセプトは、何かの富や豊かさを与えて恩を売るのはカッコ悪いじゃん、豊かさを与えて、忘れちゃおうよ、という思い。

「Give and Forget」を制作している間に、 こんなことを、ずっと考えていた。

富や豊かさってさ、限りがあると思う?

それとも、無限に富や豊かさが溢れていると思う?

答えは、ないんだよね。各個人が、どっちを選ぶかでしかない。そんでもって、いずれも選択可能。

じゃあ、俺は、富や豊かさは無限にある方にしよう、と、決めた。

そう決めるとどうなるかというと、例えば、Give and take という考え方が、格好悪いというか、セコいし本質からずれている、となる。

だってさ、富や豊かさは無限にあんだよ。だったら、与えたからといって何も代価を求めなくていいじゃん。

与えて忘れちゃおうよ。富や豊かさは、無限なんだから。カッコいいし、本質をついている。いずれ、無限の富や豊かさを受け取るんだし。

ということで、Give and take ならぬ、Give and forget!という考え方のほうが、俺が選んだ本質に合っているので、Give and forget!にした。

■ 売り物をYouTubeにアップロード

盆踊りから始まり、ダンスミュージックにするために色々な試行錯誤を繰り返した第4弾シングル「Give and forget」。

ようやく、完成。

曲名のとおり、Give and forget、与えて忘れよう、がタイトルの曲。

だから、今回は、無料視聴可能なYouTubeに、高音質音源=売り物と同じ音源をアップした。

俺の思いを別の言葉でいうと、『えんとつ町のプペル』を全ページ無料公開したキンコン西野さんの言葉を借りると「せっかく生んだ作品も、お客さんの手に届かないと、生まれたことにはなりません。」

Give and forgetも、俺なりに工夫を重ねて作った作品。

ぜひ、Give and forgetに共感する、多くのみなさんに聴いてもらいたい。

Give and forgetのコンセプトに共感したら、多くの人に聴いてもらうために、ぜひ、この曲をシェアしてくださいませ。

ルーク野村 MVのご紹介

ルーク野村のMV(Music Video)「30年前のあなたに」が完成しました!

好きだったけど、好きと言えなかった。こんなほろ苦い思い出はありませんか?

いまさら、どうにもならない。でも、もう一度逢って好きだった!と言いたい。

こんな想いを持つ、あなたへの曲。 ルーク野村オリジナル曲「30年前のあなたに」。ルーク野村初!のMVです。

ぜひ一度、ご覧ください。