ボイトレの先生の選び方は、ずばり、相性だ。自分に合う先生を選ぼう。

こんにちは!トランペット、サックスを使った「ファンキー」な音。新しい時代を自分らしく楽しく生きるための「癒し」の歌詞。

でもって、「ファンキー癒し音楽」のルーク野村。

今回は、ボイストレーニング、ボイトレの先生の選び方について、俺の経験に基づいて書いてみよう。

ボイトレって、そこそこ高額だし、せっかく習うなら、先生は慎重に選びたいよね。でも、すげー実績のある人に師事すれば上達するか、というとそうでもない。

そもそも、歌が上手いひとが教え上手であるとは限らない。天才的に歌が上手い人は、どうやって自分が上達したか、他人に説明できない。

俺も、ボイトレの先生選びは、結構なやんだし、時間もかけた。いろんな先生のレッスンを受けた。さまざまな教え方があるんだな、と思ったよ。

いろんな先生のレッスンをうけて。結論としては、ボイトレの先生との相性が決め手だ。これが、俺の結論。じゃあ、相性の良しあしって、どうやって判断するかが問題だ。

ということで、ボイトレの先生との相性について、俺の経験に基づいて、具体的に説明していこう。

■ 理論派 vs. 感覚派

俺の場合、まず、理論派か感覚派か、で判断する。

ここでいう理論派とは、ボイトレの指導において、指導の背景や理屈を説明してくれる先生のことをいう。

背景や理論を教えてくれる先生は、理論派

それに対して、感覚派は、指導にあたって背景や理由の説明がなく、感覚や感情に基づいて指導する先生のことをいう。

感覚や感情に基づく指導をする先生は、感覚派

人間の体の謎がすべて解明されたわけではないので、ボーカルは体を使う以上、ボイトレの指導を完全に理屈で説明し尽くすことはできない。

また、音楽という芸術を扱うのだから、理論で説明できない曖昧な領域が残るのは当然のこと。

そうはいっても、できるだけ理論的に説明してくれる先生と、理論的背景なく感覚に基づいて指導する先生のいずれがを選ぶか、という話。

この記事でも説明したけど、具体例を挙げると、俺が歌に感情を込める指導を感覚派の先生から受けたときのこと。

歌に感情を込めて歌を歌う指導で、「ハイ!感情をこめて!」と指導された。感情を込めて!と言われても、具体的に何をすればいいのか、正直、わからなかった。

もちろん、感覚や感情に基づいた指導のほうが向いているひともいるだろう。ただ、俺は、理論派のほうがしっくりくる。

■ 発声練習に時間をかけるか

ボイトレの最初に、たいてい、発声練習をする。でも、発声練習ってボイトレで価値があるのかな。

音程がちゃんと取れているか、音が飛ぶときに正しく音程に当たっているか、など、つぶさに評価してくれるのであれば、価値があると思う。

でも、大抵の場合、声を出してオシマイじゃないかな。こんなの、発生練習の準備運動にしかならないから、ボイトレの前に廊下で自分で練習すればいいじゃん。

単なる声だしの発生練習を受けたい!?

うがった見方かもしれないけど、ボイトレは時間制になっているから、発生練習に時間をかければ先生はお得だよね。生徒は損をしている、ともいえる。

ボイトレの先生が、明確な目的あって発声練習をしているのであればオッケーだが、発声練習に時間を割くボイトレの先生は、俺はあまり好きではない。

■ 教えられる先生を選ぶ

これは当たり前のようだが、教えるのが下手な先生もいる。教えられる先生を選ぼう。

俺が経験した例を挙げると、「のどを開く」ことの指導をうけたとき。

ある先生は、「ハイ!のどを開いて!のどを開くと歌が上手くなります!」と教えてくれた。そこまではいいだが、のどを開くやり方を質問すると、「ま、慣れかな。のどを開くことを意識して、練習を重ねること!」と言われた。

俺は、練習をサボる気は一切ないが、これじゃあ、教えているようで教えていない。

一方、別の先生で、のどを開く指導を受けた。

その先生は、「のどを開く、とか、のどにピンポン玉を入れるように、とか言うけど、そんなこと言われても無理だよね。ピンポン玉が入るわけない」と説明を始めてくれた。

たとえば、下を向くとのどが絞まってしまうから、すこし前かがみにして顎を上げ、のどをあける。また、のどが開くように、のどのまわりの筋肉を柔らかくする方法をおしえてくれる。

こんな風に、ちゃんと教えられる先生についたほうが、いいよね。

■ まとめ

ボイトレの先生の選び方として、理論派か感覚派か、発生練習に時間を割くか、教えるのが上手か、などのポイントを紹介した。

思うに、ボイトレの先生選びのコツは、最終的には相性が最優先なんじゃないかな。この記事では、俺の思いで説明しているので、感覚的な指導をする先生はイマイチと読めるかもしれない。

でも、理屈ではすべての説明がつかない音楽という領域を体感して学習するにあたり、感覚的な指導をする先生のほうがピッタリというひともいるだろう。

ボイトレの先生を選ぶときのポイントをいくつか紹介したので、なるほど、と思うところがあったら、ボイトレの先生選びの参考にしてみて。

あなたにピッタリの、ボイトレの先生が見つかると、いいよね。最後まで読んでくれて、ありがとう!

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