承認欲求は、誰にでもある。SNSの時代に、承認欲求との付き合い方を考えよう。
どうも!トランペット、サックスを使った「ファンキー」な音、新しい時代を自分らしく楽しく生きるための「癒し」の歌詞。
でもって、「ファンキー癒し音楽」のルーク野村です。
SNSで「いいね!」が欲しい、と思うのは自然なこと。
でも「いいね!」数を過度に気にするひとは、承認欲求が強く、あまり感じよくない。
承認欲求が強い人の症状は、SNSが社会に定着した現代病かもしれない。
これからの新しい時代に、自分らしく楽しく生きていく「癒し」の歌詞を創るルーク野村の視点から、この現代病に対する処方箋を考えてみようと思う。
■ 欲求5段階説
承認欲求のことを考えるにあたり、有名なマズローの欲求5段階説に登場いただこう。
マズローは、以下の5段階を踏んで、自己実現に至ると説いている。
- 生理的欲求
- 安全欲求
- 社会的欲求(所属と愛の欲求)
- 承認(尊厳)欲求
- 自己実現の欲求
上記の5段階は、シンプルにわかり易く自己実現への段階を表現している。シンプルなのはいいことだが、時に、シンプル過ぎて解釈の余地が大きくなり、誤解を生むことがある。
■ 承認欲求の誤認
俺の思うに、多くのひとが4段階目の承認欲求を間違って理解している。
社会や周囲から認めてもらうことで、承認欲求が満たされて自己実現に至る。
一般的には、上記のように解釈されているようだ。
でも、俺の理解は、違う。
俺の理解は、自分で自分のことを認めてあげることが、この4段階目の意味だ。
■ 社会に認められたいという時代
俺たちは、小さい頃から、社会や周囲に認められる人物になるよう教育されてきた。
- いい学校に行きなさい
- いい会社に就職しなさい
- 会社で出世しなさい
- 収入のよい、医者や弁護士になりなさい。
こういう社会的常識が共有された時代。
この社会的常識から外れないように、常識あるひとになるように、社会全体が、あなたに対して要請してきた。
親も、親戚も、先生も、友達も。
皆、あなたのために、良かれと思って要請してきた。
でも、もう時代は変わった。
■ かつての常識は通用しない
今の時代に、かつての常識は通用しない。
具体的にいうと「いい大学に行けばいい会社に就職できて豊かな生活ができる」という説教をしても、説得力ない。
だって、いい会社なんてないから。
どんな大企業でも、舵取りを誤れば、10年も持たず倒産する時代だ。
世間で認められた収入ある技能を身につけても、その技能で何十年も高額収入が維持できない時代になった。
医者や弁護士になろうと志すひとは、好きだから目指すのは理解できる。でも、今までの時代のように、高額の収入は見込まれない。
このように、かつての時代で常識として共有されたことが、これからの時代では通用しない。
■ 自分を認める時代に
かつての時代では、社会や周囲から認められることをすると、豊かな生活に直結した。
つまり、社会に認めれもらう承認欲求を満たすことが、豊かな生活につながっていた。
でも。もう時代が変わった。
社会や周囲に認められることで承認欲求を満たしても、意味がない。こういうことに、多くのひとが気づいている。
そうではなくて、自分で自分を承認してあげる。自分を満たしてあげる。
そうすれば、自分が満たされて幸せを感じる。幸せを感じた自分が社会に貢献し、幸せなまま、自己実現に向かう。
このように承認欲求を満たすほうが、幸せにつながる時代になった、といえます。
■ 時代遅れの考え方を手放そう
こう考えると、以下の関係が理解できます。
- SNSで「いいね!」が欲しい承認欲求が強いタイプのひと
↓ - 社会や周囲に認められたいひと
↓ - 時代遅れの承認欲求に苛まれているひと
そうではなくて、自分で自分を認めてあげる。
こういう承認欲求の満たし方に変えていくと、新しい時代に自分らしく楽しく生きていくことができる。
■ まとめ
マズローの欲求5段階説の承認欲求から話をはじめ、これからの新しい時代には、社会や周囲に承認を求めるのではなく、自分で自分を承認することで承認欲求を満たすほうがよい、という考え方を紹介した。
承認欲求は、誰にでもある。欲求があることは、自然なこと。同時に考えたいことは、欲求をどうやって満たすか、なんだよね。
かつての時代の常識に従って、周囲や社会に欲求を満たしてもらうか、新しい時代に則して自分の中に求めるか。
時代が変わっている今、いずれを選ぶか、試されている。
あなたなりの、承認欲求との付き合い方が見つかると、いいよね。最後まで読んでくれて、ありがとう!
■ 関連動画
自分を満たす、自分を愛するということをテーマにしたルーク野村の曲が「Do you love yourself?」
まず、自分を愛して、それからひとを愛そう。自分を犠牲にしてひとを愛すると、疲れてしまって永くは愛せないからね。
他人のため、会社のため、組織のため、と自分を満たさずに社会や周囲からの承認欲求を満たそうとしたのは、時代遅れ。
これからの新しい時代に、自分らしく、楽しく生きていこうというルーク野村の代表曲。いちど、聴いてみて!
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