カラオケで持ち歌にしたい曲の楽譜を持っていますか?

どうも!トランペット、サックスを使った「ファンキー」な音、新しい時代を自分らしく楽しく生きるための「癒し」の歌詞。

でもって、「ファンキー癒し音楽」のルーク野村です。

自分の好きな歌をカラオケの持ち歌にしたい!こんな話を、よくきく。

「○○という歌を上手く歌いたいんですけど」と、相談されることがある。

そんなとき、こんなアドバイスをする。

「楽譜を用意して、自分なりの工夫を記入するといいよ。」

すると、「いや、楽譜とか苦手なんで。。」という否定的な回答が多い。でも、楽譜があると、歌ううえで注意すべき点がわかる。そして、練習の効率がグンと上がる。

急がば回れ。楽譜を用意してから、持ち歌の練習をしよう。 

ということで、好きな曲を自分の持ち歌とするための近道として、楽譜を活用する方法について書いてみようと思う。

■ 手元に楽譜を用意しよう

まず、ネットで検索して無料の楽譜を見つけるか、購入するかして、楽譜を手元に用意しよう。

持ち歌にしたい曲の楽譜は、「曲名+楽譜」でネット検索すれば候補が出てくる。自分の好みの楽譜を入手しよう。

有名な曲であればネットの無料楽譜があるし、有料の楽譜を買ってたとしても一曲数百円。

カラオケ料金に比べれば、ずっと安い。 この先、ずっと付き合っていく持ち歌にするコストと考えれば、安いと思う。

まずは、手元に楽譜を用意しよう。

■ 楽譜があるとわかること

楽譜を読むと、気を付けるべきところがわかる。

たとえば、楽譜があれば、具体的に以下のようなことが理解できる。

1)コードのルート音と同じ音

コードのルート音とメロディーラインが、同じ箇所がわかる。

メロディーにあるコードのルート音は、特に音程を外さず歌いたいところ。

コードのルート音と同じ音がメロディーにあるかは、楽譜を見ればすぐにわかる。たとえば、以下のサンプル曲のように、コードがFで、メロディーにFの音(一般的なドレミ音階のファの音)がある箇所。

歌いだしの「シュゥ」の音を外してしまうと、歌いだしからズッコケる。

ここだけは外さずに!という箇所がわかると、曲が曲でなくなるような音程の外し方をしなくなる。

2)出音の意味を知る

楽譜があれば、メロディーラインとコードの関係が明確になる。

たとえば、第3音を自分が出しているような箇所は要注意。第3音とは、ドレミファソラシドの音階でいう3つ目の音にあたる「ミ」。

メジャーコードのドレミの第3音の「ミ」が半音下がると、マイナーコードになってしまう。つまり、第3音を外すと調性が変わり、曲が台無しになりかねない。

たとえば、以下のサンプル曲の「な」の音は、コードGに対して第3音のBになっている。この音を下に外すとGマイナー(Gm)の曲に聴こえてしまう。

メジャーコードの第3音を歌う箇所では、音程を下に外さないよう気をつけよう。

3)近くで同じ音程がある

メロディーを楽譜で見ると、音程が上下するなかで同じ音を出す箇所がわかる。そのとき、同じ音に戻るわけだが、意外にできない。

小節のアタマの音は正しいのに、歌い始めてその後、アタマと同じ音を出すところで同じ音に戻れない。これでは、なんだかいい加減な歌になってしまう。

以下のサンプル曲の「お」と「い」は同じ音だ。同じ音で歌う必要があるのだが、気をつけないと、同じ音に戻らないときがある。

このように、楽譜があると、気づくところが多く見つかる。

楽譜なしで耳で聞いた音程にあわせるより、注意点が明確になる。歌の精度が、上がる。

■ 気付きは楽譜に記入

気付いたことは、楽譜に記入しておこう。

即座に楽譜に記入できるのが、紙の楽譜のいいところ。

気づいたことの手がきメモは自分さえわかればいい。自分が分かりやすい表記のしかたで書こう。

自分のメモを書いた楽譜を持ち歩いて、カラオケで練習を重ねると、気をつける箇所が明確になり、持ち歌の精度が上がる。

だたなんとなくカラオケで歌う回数を重ねても、上達はままならない。

■ まとめ

カラオケの持ち歌を上手く歌いたい!というときは、楽譜を用意しよう。

楽譜を用意すると、以下のようなことが明確になる。

  • コードのルート音と同じ音は、気を付ける。
  • 出音の意味を知る。例えば、第3音を出すときは要注意。
  • 近くで同じ音程があるとき。同じ音に戻るよう注意する。

楽譜が手元にあると、気づいたことを即座に書き込むことができる。楽譜を持ち歩きながら練習できると効率がよい。

あなたの持ち歌の精度があがって、上手く歌えるようになるといいね。最後まで読んでくれて、ありがとう!

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