上がりのないすごろくって、ありえない。でも、多くのひとが、上がりのないすごろくに、人生をかけている。

こんにちは!

トランペット、サックスを使ったファンキーな音、新しい時代を自分らしく楽しく生きるための歌詞、ファンキー癒し音楽のルーク野村です。

すごろくは「上がり」に速く到達すると勝ち、がゲームのルール。

だから「上がりのないすごろく 」 は、面白くない。勝負にならないし、延々に終わらない。

でも、「上がりのないすごろく」を延々やり続けている人は、実は多い。

それも人生をかけて。

今回は、癒しの歌詞を創作するルーク野村の視点から、自分らしく楽しい人生を送るために「上がりのない すごろく」をやめよう、という話を書いてみようと思う。

■ 自分の外側に幸せを求める

人生のゴール、というか目標ってあるよね。

ゴールは、すごろくでいえば「上がり」。そして、以下のような自分の外側にある事象を、人生のゴールとしている人は多い。

  • 年収
  • クルマ
  • ブランドバッグ…等々

たとえば、年収アップすると、幸せなことばかり。

  • いい家に住める。
  • いいクルマに乗れる。
  • ブランド品が買える。
  • セレブな旅行に行ける…等々

結婚して子供ができれば、もっと増える。

  • 子供や家族にいい思いをさせてあげられる。
  • 子供を私学に入れて塾にいかせられる。
  • 習い事をたくさんさせてあげられる…等々

このように、自分の内面でなく外側に幸せを求める。こう思うことは、良いことでも悪いことでもない。

単なる考え方。

■ 外側に幸せを求める限界

自分の外側に幸せを求める考え方の落とし穴は、実は幸せに到達できない、ということ。

たとえば、年収1,000万円が幸せになる基準としようか。

ニュースによると、年収1,000万円は労働人口の上位4%。96%を下に従えるたいそうな勝ち組に見える。

ただ、年収1,000万円になっても、たいした収入じゃないんだよね。

税金や社会保険料を払うと、月の手取りはボーナスなしで60万円くらい。ボーナスを考慮すると50万円くらい。

これじゃあ、子供を私学に入れる塾代が出せない。子供がひとりならギリギリOKだが、子供が二人以上だと、無理。

ましてや、高級ブランド品を買い漁る余裕なんてない。

■ 次のゴールを目指して

となると、次は年収1500万円。次のゴールが設定される。

で、このゴールを達成できる人は少ない。仮に達成しても、税率高いからあんまり手取りは増えない。

じゃ、充分な手取りがもらえる年収2000万円だ!

さらに達成できる人は少ない。

そんでもって、2000万円の年収になれれば、3000万円のひとの生活が羨ましい、妬ましい。。

こんな感じで、年収アップに血眼になっても、実りは少ない。

次々とゴールが設定される。

ゴールを達成するよう、家族や周囲から要請される。

やりたいことも、やらず。寝ずに苦労して。

達成できれば次のゴールが設定される。

達成できなければ、周囲から失望され、自分は自己嫌悪に陥る。

■ 「上がりのないすごろく」

年収を例にしけど、外側に幸せを求めると以下のような縮図となる。

  • ゴールを設定する
  • 達成すれば次のゴールが設定される
  • 達成できなければ、周囲に失望される
  • さらに、自分は罪悪感を覚え、自己嫌悪に陥る

こういう人生を、俺は「上がりのないすごろく」と呼んでいる。

こういう人生を生きて、楽しいかな。

俺は「つまんねー」と、思ったね。

でも、意外にこのつまらない「上がりのないすごろく」を抜け出せない。

抜け出そうとすると、以下のような思考に陥る。

  • 家族にいい思いをさせてあげられない
  • 自己実現ができない
  • 自分はダメ人間だという自己嫌悪
  • もう一度気力を振り絞って!
  • 次のゴールを目指すんだ!
  • これぞ、生まれてきたことの証明だ!
  • これぞ、自己実現だ!

こんな思いにかられて、次のゴールに向かって邁進する。

カッコいい!

ほんとかな。

そろそろ「上がりのないすごろく」という、理論破綻したゲームのルールに気づこうよ。

■ 幸せは自分の内側

ここまでの説明で、自分の外側に幸せを求めても、永遠に幸せにならないことがわかったと思う。

自分の外側に幸せを求めたい!と思う人は、止めないよ。腹いっぱいやって、自分が納得するまでやるのがいいと思う。

ただ、説明したとおりゴールはないので、「上がりのないすごろく」をやりつづけることになる。

そうではなくて、幸せは自分の内側にある。

このことに気づくと、人生は楽になる。

幸せ、と感じる主体は、あなた自身。周囲との比較は、関係ない。

あなたが幸せだ!と感じることができれば、その瞬間に間違いなく100%の幸せを実感できる。

■ 価値観を、帰る

比較優位に立つと、幸せ。

これは、価値観・考え方のひとつです。

高学歴や高年収、高級品を持っているという比較優位に幸せを見出す価値観に、多くの人が従っている。

だからといって、あなたまでその価値観に従う必要はない。

比較優位に幸せを見出す価値観では、永遠に、幸せを感じることはできないから。

自分の幸せは自分で決める。自分の外側に求めない。「上がりのないすごろく」は、やめよう。

自分が幸せだな、と感じたら、幸せなんだよ。

■ まとめ

人生のゴールや目標を自分の外側に求めると、外見は幸せそうだが、実は「上がりのないすごろく」を、やらさせる。

「上がりのないすごろく」をやめる方法は、考え方を変える。ただ、これだけ。

他人との比較優位で幸せを感じる感覚は、旧い時代の価値観。これからの新しい時代においては、自分の幸せは自分で決めるという新しい価値観で生きていこう。

「上がりのないすごろく」に参加することなく、新しい時代を楽しく生きていけると、いいよね。最後まで読んでくれて、ありがとう!

■ ルーク野村の曲紹介

なお、ルーク野村の第5弾シングル「覚醒」は、今回の記事で扱った以下のような歌詞をうたっだ曲。

  • 自分の外側には幸せはない。
  • 内側に幸せがある。
  • そのことに、気づこうよ!

一度、聴いてみて!。

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第5弾シングル「覚醒」について

ルーク野村 MVのご紹介

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好きだったけど、好きと言えなかった。こんなほろ苦い思い出はありませんか?

いまさら、どうにもならない。でも、もう一度逢って好きだった!と言いたい。

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ぜひ一度、ご覧ください。