あなたが苦労をしたいと思い込んでいるから、苦労の多い人生を歩んでしまう。
どうも!トランペット、サックスを使った「ファンキー」な音、新しい時代を自分らしく楽しく生きるための「癒し」の歌詞。
でもって、「ファンキー癒し音楽」のルーク野村です。
苦労、したくないよね。つらいのは、嫌だ。
でも、苦労してしまう状況を作り出しているの原因は、実は自分の中にあり、苦労したいと潜在意思で思っているから、苦労している。
こんなことに気づくと、苦労をしなくなる。苦労をしてしまう根源である、苦労を推奨する考えを手放そう。
今回は、こんな話をしてみようと思います。
■ 苦労して初めて成功
苦労して、はじめて成功とみなす。こういう考えが、いままでの世の中では支持されてきた。
たとえば、以下のような話は、世間で成功認められ、称賛される。
- 貧しい家に生まれ、苦学して大学を出て、ビジネスで成功した。
- 貧乏でいじめられ、ボクシングで激しいトレーニングで苦労して、チャンピオンになって金持ちになった。
こんな成功ストーリーに共感する人は、多い。
一方で、以下のように苦労しないで成功すると、共感されない場合が多い。
- 親が有力者で、親の地盤を子供が譲り受け成功した。
- 偶然の思いつきでビジネスを始めて、労せず成功した。
こういう苦労なしで成功する話は、共感されない。成功じゃあないとされる。
■ 苦労が常識…
苦労をすると認められる。苦労をしないと認められない。
こういう思い込みを持つ人が、いまの世の中に多いといえる。
そして、こういう思い込みが強い人の集団の中では、苦労して忍耐して成功するのが常識だ!となる。
このような常識を持つ人たちに囲まれると、苦労せず成功するという考え方を持つだけで常識外れとなり、強烈に批判される。
そんな批判にさらされる状況を子供の頃から身の回りで見聞きすれば、苦労して忍耐してから成功しないとダメだ、と思い込んでしまうのは、ある意味自然なこと。
しかも、そうい常識を強く思い込んでいると、罪悪感なく親切心をもって「苦労してから成功!」という常識を他人に押し付けるようになる。
■ 苦労ストーリーを要求
ここで、いったん話をまとめましょう。
- ひとは、自分の常識に合ったことが起きて欲しいと考える。
- 多くのひとが、「苦労してから成功!」という常識を持っている。
- つまり、多くのひとが、「苦労してから成功して欲しい!」と期待する。
たとえば、マスコミが有名人にインタビューする時に、必ずといっていいほど、過去の苦労話を聞き出そうとするそうだ。
でもって「なるほど、そういう苦労があるから、今の成功があるのですね!」というストーリーを作り出そうとする。
なぜなら、苦労→成功のストーリーは世間一般にウケるので、マスコミは、苦労ストーリーを聞き出そうとする。
■ マスコミが好む理由
こう説明すると、マスコミは本質から外れたストーリーを捏造しようとしている!と見える。でも、マスコミは何も悪くない。
苦労ストーリーを好んで読む=苦労ストーリーを好む大衆がいるから、マスコミは苦労ストーリーを作り出し、世に出す。
大衆が苦労ストーリーを好まなくなれば、マスコミは苦労ストーリーを世に出すのをやめる。大衆に好まれず、読まれず、売れないから。
つまり、大衆が苦労ストーリーを好まなくなる=苦労して成功してほしいという常識を手放せば、苦労ストーリーは自然と消えていく。
■ 苦労したくて苦労する
ここまで説明してわかってくれたと思うけど、まとめると、以下となる。
- 多くの人が、実は苦労を好んでいる
- 苦労が常識、苦労が美徳とまで思っている
- そして、マスコミもそれを煽り、定着化させている
言い方を換えると、多くのひとは、表面的には苦労したくないと言っているけど、苦労したい!と潜在意識で思っているということ。
表層の意識で苦労したくない、と思っていても圧倒的な潜在意識で苦労したいと思い込んでいる。
だから、苦労する現実を、喜んで引き寄せてしまっている。
苦労をすると、表面的な意識では「嫌だな」思っている。でも、心の奥底では、苦労をすると「やった!成功の前提条件が整った!」と思っている。
これじゃあ、いつまでたっても、苦労を喜んで背負いこむ人生となってしまう。
「苦労したくないな」と心底思うのであれば、まず、苦労して初めて成功、という思い込みを手放そう。
べつにいいんだよ。運だけで成功したって。親の七光りで成功したって。そこで「ずるい!」と思うから、あなたは苦労を背負いこむ。
そろそろ、苦労しないと成功じゃない!という思い込みを捨てよう。そして、苦労なく楽しく生きよう。
■ まとめ
ここまで、苦労してしまう原因があなたの内側にあることについて、以下のことを説明してきた。
- 苦労して初めて成功!という思い込みを持つ人は、多い
- そういう人が集まると、苦労して成功することが常識となる
- 成功者に苦労ストーリーを要求するマスコミが、典型例
- 成功するために苦労したい!という考え方を信奉してしまう
- この考え方を手放せば、苦労を引き寄せなくなる
成功のために苦労をしよう!という思い込みは、単なる思い込み。手放すことはできる。
手放すために、誰の許可もいらない。お金もかからない。今すぐ、手放すことができる。
これ以上苦労をしたくないと思うなら、まず、苦労せず成功してよい、と思い込みを手放してみよう。
思い込みを手放して、苦労ない人生が遅れると、いいよね。最後まで読んでくれて、ありがとう!
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