従来型の学歴は、これからの時代において、時代遅れで価値が急激に劣化する。
どうも!トランペット、サックスを使った「ファンキー」な音、新しい時代を自分らしく楽しく生きるための「癒し」の歌詞。
でもって、「ファンキー癒し音楽」のルーク野村です。
大学入試のやりかた、学歴に基づいて就職が決まる、こんな仕組みに違和感を抱く人は多いとおもう。
この違和感は、時代の変化に敏感な人は、当然に抱く違和感なんだよね。なぜなら、時代の変化に伴って、従来型の学歴の価値が急激に劣化しているから。
この時代の変化を理解すると、時代の変化とともに有能な人の定義が変わり、かつての時代に有能な人は、時代遅れとなることも腑に落ちる。
ということで、この記事では、従来型の学歴は時代遅れで価値が急激に劣化していることを説明していこうと思う。
■ 従来型の学歴は時代遅れ
これから時代において、従来型の学歴の価値は激しく劣化する。
理由は、従来型の学歴は時代遅れだから。
学歴って、学歴取得の時期に一定レベルの試験に合格した、という過去履歴でしかない。その時期に社会が認める試験に合格した。 でも、いまとなっては、その試験自体に、意味がないかもしれない。
時代の流れや変化を敏感に感じる人は、こういう学歴の劣化に気づいているので、学歴を、あんまり重視しない。
いいかたを替えると、学歴を重視する人って、時代の流れや変化を感じる能力が低い人。
学歴を誇示する人をみていると、時代遅れだなと思う。
■ 大企業で出世する無駄
従来型の学歴に価値を与えていた大きな要素は、学歴を背景に大企業に入社し、大企業で出世する。これが、従来型の学歴に基づく、成功の価値観。
こんな価値観に意味がない、ということは、今の若い世代は熟知している。自分の親の行動を通じて、親の世代における大企業の中を見ると、わかってしまうから。
具体的に説明すると、大企業で出世すればするほど、大企業の仕組みの中で重要な職務を遂行する。
大企業の中での重要な職務は、部門間の調整という大企業の外では応用が利きにくい能力。さらに、部門間の調整をするためには、大企業内で知り合いが多く上席から好印象を持たれる人材となり、重宝される必要がある。
このような、大企業内でしか通用しない能力・経験を積んでも意味がないことを、若い世代は熟知している。
■ 出世組=無能組
そして、上記の出世のための経験を積み重ねても、大企業の社外では重宝されない。
つまり、大企業で出世する努力を重ねると人材として使い物にならなくなる。この事実に若い世代も含めて多くの人が、気づいている。
だから、大企業での出世組の人材が大企業を放出されたら、社外で役にたたない。無能組の仲間入り。
大企業内で評価上の失点のないように、上席によく思われるように、周囲からの目ばかり意識して、世間体や常識を気にする人生を送る。
こんな人生はつまらないことを、若い世代は熟知している。自分の親の世代を見ていれば、理解できる。
だから、若い世代ほど、大企業での出世に価値を見出さない。
■ 大企業がつぶれる時代
しかも、大企業だから安泰ではない、これからの時代。
社外で役に立たず、神経をすり減らす大企業内の出世競争。そんな競争に勝とうと血眼になっている最中に、会社自体が倒産してしまったら、どうするか。他企業に吸収合併されたらどうするか。
大企業が安泰だった時代には、出世競争に励んで出世できなくても、職の安定は保証された。でも、職の安定が保証されないこれから時代には、出世競争に力を注ぐ価値が急激に劣化する。
それでも、従来型の学歴を取得し、大企業に就職して成功したい!と思える人は、以下のようなひとなんじゃないかな。
- 時代の変化についていけないひと
- 親の期待に応えるために生きるひと
- 過去の自分の努力を肯定したいひと
いずれも、楽しく生きている感じがしないね。
■ 有能な人の定義が変わる
さらにいうと、有能な人の定義が、時代の変化に応じて変わってしまった。
従来型の有能な人は、以下のような能力の高い人であった。
- 決まった正解がある前提において、正解に早く確実にたどりつく能力
いまの大学入試には、入試問題に常に正解がある。つまり、いまの学校制度 / 大学入試制度では自分で考えて答えを出す能力に価値をおいてない。
以下の理由で、いままでの時代はこれでよかった。
- テクノロジの変化が遅く、時代の変化は遅かったから。
- 時代の変化が遅く、常識は変わらず、世代を跨って共有できたから。
- 一度職についたら、その職は生涯続いたから。
- 手に付けた職は、世代間で世襲も可能だったから。
こういう時代には、すでに決まったルールや常識があって、そのルールや常識を身に着け、守る能力が社会で求められた。
ただ、これからの時代は、以下のようにいままでの時代とは違う。
- テクノロジの進化は速く、速いスピードで時代は変化する。
- 時代の急速な変化に応じ、世間の常識は急激に退廃が進み、世代間で常識が共有できなくなる。
- 就職しても、その職がいつまで続くか分からない。
- 自分が身に着けた職を、子供や孫の世代に世襲できない。
こういう今の時代においては、有能な人の定義が変わる。
いままでのように、事前に決まった答えに速くたどり着く人材は、重宝されない。前例を踏襲しない次の一手を、自分で考えて実行する人材が重宝される。
学歴の価値劣化スピードと同様に、かつて有能だった人の価値は、急激に価値が劣化している。
つまり、有能な人の定義が急速に変わっている、ということ。
かつての有能な人になっても、いまや時代遅れの人になるだけ。
■ まとめ
ここまで、学歴に意味がないことを、以下の観点から解説してきた。
- 従来型の学歴は時代遅れなので、価値は激しく劣化する。
- 学歴をテコに大企業に就職しても、大企業内でしか通用しない能力・経験を積む。
- 大企業で出世努力を重ねると、使い物にならなくなる。
- 職の安定が保証されないので、出世競争に勝つ価値が急激に劣化する。
- かつて有能だった人の価値も、急激に劣化している。
- 有能な人の定義が変わり、かつての有能な人は時代遅れとなる。
従来型の学歴とは関係ない、これからの時代で有能な人をめざしたほうが、社会に認められるようになる。
そもそも、かつて有能といわれていた人たちよりも、生きていて楽しい。
これからの時代を楽しく生きて、ついでに有能と認められると、いいね。最後まで読んでくれて、ありがとう!
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