苦労してもしなくても、豊かになっていいんだよ。
トランペット、サックスを使ったファンキーな音、新しい時代を自分らしく楽しく生きるための歌詞、ファンキー癒し音楽のルーク野村です。

苦労したら貧しさから脱却して豊かになる。
そんな思い込みで生きていない?
苦労しないと貧しさから脱却できない、というのは一つの考え方であって、単なる思い込み。
思い込みを手放すと、苦労しなくても豊になれる。
今回は、苦労しないで豊かになる、という話。
■ 貧しさからの脱却
貧しさから脱却したい!という思いを持っているひとは、多いと思う。
そして、貧しさから脱却するためには、苦労して、忍耐をして、豊かさを得る。こんな考え方が、美徳として一般に認められているようだ。
どんな考えを持つかは、そのひと次第。こう考えることは、否定しない。
ただ、単なる一つの考え方であって、真理や法則ではない。
にもかかわらず、貧しさから脱却するには苦労が必要と思い込むひとは、多い。
思い込んでいるひとは、他人に自分の考え方を押し付ける。しかも、罪悪感なく、親切心をもって。
■ 苦労や忍耐に共感
たとえば、以下のような事例をみてみよう。
- 貧乏な家に生まれた
- 一生懸命苦労して勉強していい大学に入った
- ビジネスで成功して豊かさを得た
- 家が貧乏で、周囲に認められなかった。
- 不良になった
- ボクシングで苦労を重ねてた
- 世界チャンピオンになって、豊かになった
- 親がピアノを買えなかった
- 学校の音楽室で、ピアノを練習するなど苦労した
- 音楽を独学で学んだ
- 音楽業界で力ある人の、目にとまった
- メジャーデビューして、豊かさを得た
こんなストーリーに、多くの人が共感する。ああ、よかったね、と自分のことのように喜ぶ。
■ 苦労せず豊かになると
他方、苦労せず豊かさを得たをひとへの評価は、一般的に低いようだ。
- 親の財産で、苦労せず豊かさを享受する。
- たまたま始めたビジネスが上手くいって、労せずして豊かになる。
- 宝くじに当たって、苦労なく豊かさを手にする。
こういう、苦労ナシで手にいれた富は、たいてい、以下のような批判の対象となる。
- 親の財産で苦労も知らずに育つと、自分の能力で食っていけない。
- 親が死んだらあいつは貧乏になる。
- 苦労を知らないロクデナシ。
- 苦労せずに上手くいったビジネスは、いつか足元をすくわれる。
- 必ず痛い目を見る。
- 苦労から這い上がって、初めて一人前と言える。
- 宝くじのアブク銭をもらったやつは、すぐに金を使い切る
- また貧乏に戻るん。
- 再度貧乏になったら、稼ぐ方法も忘れている
- 苦楽を共にした友達も離れの
- さらに貧乏になる
■ 苦労して成功して欲しい
でも、冷静に考えると、苦労や忍耐と豊かさは、相関がない。
単に、多くの人が苦労して成功する、と思い込んでいるだけ。
こう思い込んでしまうのは、ある程度仕方ない。だって、周囲の多くの人たちが、苦労して初めて成功と思い込んでいるから。
自分も同様の思い込みを持つと周囲の人たちと話が合う。仲間として認めてもらえる。
じゃあ、自分も苦労してから成功を信じますと話を合わせよう、と考えてしまう。
言い方を換えると、多くのひとは自分の思い込み通りに、苦労してから成功して欲しいと強く期待しているわけだ。
そんな期待に、いちいち付き合う必要は、ない。
■ 苦労しなくてもいい
そろそろ、こういう勘違いに気付こう。
- 苦労したければ、すればいい。
- 苦労しなくてもいい。
- しようがしまいが、豊かさに恵まれる。
こんな風に考えて、苦労せず、忍耐せず、豊かさを受け取る。こんな考え方のほうが、よくないかな。
苦労や忍耐はしたい人がすればいい。最後まで読んでくれて、ありがとう!
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