歌声を出すときに効果的な、響かせるコツを一つ紹介。

どうも!トランペット、サックスなど派手な音を使ったを使った「ファンキー」な音楽。新しい時代を自分らしく楽しく生きるための「癒し」の歌詞。

そんでもって「ファンキー癒し音楽」のルーク野村です。

今回は、歌声を響かせるためのコツについて、書いてみようと思う。

響く歌声は、いいよね。音程とリズムが正しく歌えると、歌が上手いとなるわけだが、肝心な歌声が響かないと、歌そのものがイマイチになってしまう。

じゃあ、どうやって響く歌声で歌うか、となると具体的なやり方がわからないことが多い。

声を響かせるやりかたは、俺もいろいろ模索した。 考え方としては、体を振動させれば声が響くわけだが、なかなか上手くいかない。

いろいろ試しても
上手くいかなときはある

体を柔らかくして筋肉を緩ませて響きやすくする、まではわかるけど、じゃあ、どうすりゃいいの?柔軟体操はしないよりはいいけど、それだけじゃぁねぇ。

こんなことを悶々と考えていたときに、ボイトレの先生の何気ない一言で、声を響かせるコツがわかった。

それ以来、響く歌声を出す基礎ができたようで、響く声を安定して出せるようになってきた。

ということで、響く歌声を出すコツについて、説明したいと思う。

◾️ まず、姿勢を正す

歌声を響かせるためには、まず、正しい姿勢で歌おう。姿勢が定まらないと歌声が安定しないし、安定させようと無理をすると音程も取りにくい。

歌声を響かせる正しい姿勢はいくつかあると思うけど、俺のオススメは、以下のいずれかの姿勢だ。

  • 肩幅に足を広げて、直立する姿勢
  • 背筋を伸ばして、少し前かがみになる姿勢

上記の歌を歌う時の姿勢について、この記事で細かく説明しているので、読んでみて。

◾️ 響かせるには緩めるが

姿勢が整ったところで、歌声を響かせるやり方について説明するね。

端的にいうと、体で声を響かせるには、体を緩める必要がある。緊張してこわばった体では、音が響かない。

緩めるために、柔軟体操やストレッチ、手足を振るなどの体操が効果的だ。

ただ、全身を緩めようとすると全身の筋肉に力を入れないようにするのが正しい、となる。極論を考えると、立っているために足腰の筋肉を使うこともやめた方がいいとなり、寝て歌おう、となってしまう。

でも、どう考えても寝て歌って声が出るとも思えないしカッコ悪いので、寝て歌うという選択肢はとりえない。

◾️ 緩める場所を意識する

寝て歌うという極論を議論するのは無駄なので、やめよう。では、体のどこに力を入れて、どこの力を抜くかを工夫することになる。

まず、立って歌うことを前提とすると、足腰には力を入れよう。力を入れるよりは抜いた方が足まで全身が響くけど、しっかりと立つだけの力は入れる。

また、歌う姿勢を維持するために背筋は伸ばしたいので、背筋には力が入って構わない。背中がまがって猫背のようになると、肺を圧迫してしまう。

で、どこを緩めるかというと、肺の一番したのポイントより上は緩めるようにする。そうすることで、肺より上の筋肉は緩めて体を響かせることができるようになる。

■ 空洞を響かせる

肺は空洞だし、肺より上の口腔、鼻腔も空洞だからね。空洞の周りの筋肉を緩めることで、空洞を響かせるようにする、ということ。

イラストで説明すると、以下の点を意識する。

肺の一番下の点を意識する

つまり、両足でしっかり立って背筋を伸ばし、肺の一番下のポイントを意識して、そのポイントより上は極力緩めるよう意識する。

そうすることで、体の中の主な空洞を響かせ、かつ、しっかり立って背筋を伸ばし安定して歌う姿勢を保つことができる。

◾️ まとめ

歌を歌う楽器としての体を響かせるために、体をリラックスして緩める。ただ、全身を緩めてしまうと立っていることも、ままならなくなる。だから、足腰と背筋は力を入れ、肺より上は力を緩める、ということを説明した。

安定して立って背筋を伸ばすためには、足腰と背筋には力を入れる必要がある。そのうえで、響かせるべき場所の筋肉を緩める効果を狙い、肺の一番下の点を意識して、その点より上は極力体の筋肉を緩める。

結構、合理的なコツだと思うよ。このコツは、ボイトレの先生が、肺の一番下を意識するのがいいかな、とボソッとつぶやいたときにピンと来たんだよね。

意識を肺の下の点に向けるだけの簡単なコツなので、ぜひ、一度試してみてほしい。体の部分のうち、力を入れていい部分と緩める部分が明確になるので、非常に効果的だ。

この記事で紹介した、イラストをいま一度確認して、肺の下の点を意識してみよう。

肺の下の点を意識して、歌声が響くようになるといいね。最後まで読んでくれて、ありがとう!

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