第3音を意識していますか?


こんにちは!トランペット、サックスを使ったファンキーな音、新しい時代を自分らしく楽しく生きるための歌詞、ファンキー癒し音楽のルーク野村です。

今回は、和音の仕組みから考えての第3音の出し方について書いてみようと思う。

第3音を意識して音楽やってますか?と聞かれて、ハイ、やってます、というひとは少数派かもしれない。でも、第3音は調性を決める大事な音だから注意したい。

まぁ、俺も何度か意識するよう言われて意識を向けるようになるまでは、さほど気にしていなかったから偉そうなことをいう気もないけど。

でも、意識を向けるようになってから音楽活動において何度か救われたことがある。この記事を読んでくれているあなたにも有効かなと思って。

ということで、和音の仕組みや第3音の扱い方について、説明したいと思う。

◾︎ 第3音とは

第3音とは、端的にいうとドミソの和音のミ。ドレミファソの3番目だから第3音。英語音名でいうC E GのE。

この第3音が調性を決定する。上記の例だと、ミ(E)にフラットをつけて半音下げると短調になる。つまり、第3音によって長調か短調かの調性が決まるので、大事な音。

◾︎ 音波という視点からすると

音は音波であって音程は波長・周波数を持つ。周波数の重なりによって和音が響いて聞こえる。

細かい理屈はおいておくと、音波の響きという視点からは、長調の第3音は少し低め、短調の第3音は少し高めに出すのがセオリーのようだ。

オーケストラやブラスバンドのように、多くの楽器が同時に響いて全体でハーモニーを奏でる場合はこのセオリーが有効と言える。

ただし、バンドサウンドのように、それほど多くの楽器が音を出さない場合の第3音は少し違う理解で臨む必要がある。

◾︎ バンドサウンドでの第3音の出し方

バンドサウンドはオーケストラやブラスバンドに習って周波数のセオリー通りに長調の第3音を低めに、短調の第3音を高めに、としても効果が薄い。

むしろ、調製を決定する重要な音が外れて聞こえることの方が多いと思う。

つまり、長調であることを強調するところ、短調に聞こえてしまうと調子悪いところでは、第3音を高めに出すほうがよい。同様に短調であることを強調するときは、第3音を低めに出すのがよい。

例えば、以下のア)ドッペルドミナントと、イ)ツーファイブ(ツーファイ)は、最初のDの調性が異なる。

ア) D7 | G7 | C

イ)Dm7 | G7 | C

ドッペルドミナントいいところである明るい感じを強調するならば、D7が長調/Majorであることを強調すべき。なので、Dの第3音であるF#の音を出す場合には、少し高く出す。間違っても低くだしてDm7に近づかない。

■ 微妙な音程の違いを出せるのは?

バンドにおいてよく使われる楽器で音程がある楽器は、ギター、ベース、キーボード。ドラムは音程ないからね。

いずれも、微妙に高い音、低い音を出そうとしても結構、無理がある。なので、上記のようにバンドサウンドで第3音を微妙に上げ下げできるのは、ボーカル。

ボーカルのかた、メロディーで第3音を出すときには、要注意だ。俺も注意しなきゃな。

あと、トランペット、サックスなどのホーンセクションも同様の注意をしよう。特に、単音になるソロのような場面は要注意。

肝心の第3音を強調するならば、長調/Majorの場合は高めに、短調/Minorの場合は低めに出すと、曲が締まって聞こえるので、試してみてほしい。

■ まとめ

オーケストラやブラスバンドと異なり、バンドサウンドでは、長調の第3音は高めに、短調の第3音は低めにすると良好な効果が得られることが多い。

曲中で自分が作った曲の転調を強調したい時には有効だと思う。

カデンツ(ケーデンス、終止)を迎える曲の最後やAメロBメロの終わりには適さないかもしれないが、長調や短調を強調してカデンツを迎えるようにしたいときは、今回紹介した手法が使える。

この記事を読んでいるあなたも、なんだかうまく曲がまとまらない、思ったようなハーモニーにならない、という時に、第3音の有効活用を考えてみて。

あなたの音楽活動で、上手く第3音を使えるといいね。最後まで読んでくれて、ありがとう!

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