休符って、のんびりお休みではないよ。むしろ、演奏のよしあしを決定することでもあるので、休符が出たら要注意。ちゃんと休符を演奏しよう。

こんにちは!トランペット、サックスを使った派手な出音が「ファンキー」。新しい時代を自分らしく楽しく生きるための「癒し」の歌詞。でもって「ファンキー癒し音楽」のルーク野村です。

休符って、単なるお休みではない。

連続して演奏していればノリで演奏できるところ、休符があって休め!と言われるとかえって緊張する、という理解が正しい。

俺も、昔は休符は休みだと思っていた。かつてトロンボーンを吹いていたころは、長めにブレス(息つぎ)する場所くらいに思っていた。

でも、それじゃあダメだよ。緊張感をもって休みを休まないと。

ルーク野村バンドでも、そういう思いで演奏するようになって、なおのこと強く思う。

休符を意識して演奏をするようになってから、ルーク野村バンドのライブ演奏がビシーっとするようになった。

ということで、休符を演奏するということについて、書いてみようと思う。

■ 休符を演奏する

繰り返しだが、休符は、お休み=息抜きや休憩ではない。

音を出さない間(ま)を取ること。

四分音符で「ド」と一拍分の長さを演奏するのと同様に、四分休符があれば一拍分の音を出さない間(ま)をとる。

ちゃんと休符を入れることにより、演奏がビシーっとする。休符をちゃんと入れないと、演奏がだらっとする。

休符を差し込むともいえるし、休符を演奏する、ともいう言い方が正しいと思う。

■ 拍頭を揃えるために

例えば、拍頭を揃えるというのは基本中の基本だが、意外にできないもの。

拍頭を揃えられない主な原因は、バシッとあわせて出す音のアタマをビビッて弱め・遅めに入ってしまうため。

合わせて考えたいことは、今回の話題の休符を演奏するということ。

休符の後に、バシッと合わせる出音があるときに、休符を意識する、演奏するくらいの気持ちでいることで、出音の拍頭を揃えることができる。

たとえば、バンド全体が2拍目一拍休んで3拍目にバーン!みたいなときには、2拍目の四分休符はきちんと休む必要がある。

こんな場合は、一拍休んでという言葉よりは、一拍無音を演奏する、という理解が正しい。

つまり、休みであっても緊張の場面という理解をしたほうがいいと思う。

■ 緩急強弱自在の独特の間(ま)

もうひとつの具体例として、俺がピアノの音からいろんなことを感じる、フジコ・ヘミングさんを紹介したい。

俺は、ピアノ演奏ってあんまり聴かないんだけど、はじめて、フジコ・ヘミングさんの演奏を聴いた時からいままで、この方だけは、なにか違うんだよね。

俺はピアノが弾けないので、ピアノの技術の上手い下手はよくわからないんだけど、なんだか凄いんだよね。いつ聴いても。

何がどう凄いのか、言葉で上手く説明出来ないが、今回の話題の休符を演奏するに関連して説明すると、独特の間(ま)なのかな、と思う。

ピアノの独演なので、アッチェレランド (だんだん速く)・リタルダンド(だんだん遅く)、アーティキュレイション(音の強弱)は、演奏者の想いで自由自在に表現できる。

装飾音符や、いわゆるアウフタクトの演奏も自分の思うとおりに弾くことができる。

フジコ・ヘミングさんのピアノ演奏における、緩急、強弱が、独特の間(間)を作り出して、聴く人の心に響くんじゃあないかな。そんな気がする。

想うに、フジコ・ヘミングさんは、休符を演奏することで、聴くひとに感動を与えているのかもしれないね。

◾︎ まとめ

休符はおやすみ、息抜きではない。むしろ、立派な演奏記号であり、ときには演奏するより難しい。休符を演奏するという理解が正しい。

こんな理解で、休符を読んでみよう。難しいフレーズよりも難しく見えるんじゃないかな。

この休符の意味は?と作曲者の意図を解読するのも面白い。

休符の意味を味わえるミュージシャンでありたい。

最後まで読んでくれて、ありがとう!

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