■ 恥をかくということ
「恥をかかせるな!」という発言をたまに聞く。

俺も日本人なので意味はわかるけど、聞いて不気味な違和感があった。

 

この違和感はなんだろうと思い、まず、恥の意味をネットで調べたら以下だった。

はぢ 【恥】

1,世の人に対し面目・名誉を失うこと。
自分の弱点についての引け目。 「―をかく」

(人並みでないとして)他人から受けた侮辱(ぶじょく)・物笑い。 「―を忍ぶ」
2.恥ずべき事柄を恥ずかしいと思う人間らしい心。 「―を知れ」
ーー

なんか、いい加減な定義だな。

面目、名誉ってなんだ?

面目、名誉を失う?どういう状態になったら失ったことになるの?

 

名誉を失って金銭的な被害が出たら恥をかいたということ?

金銭的被害が出たら、恥かいたとかヒマなこと言ってないで民事裁判を起こせばいいじゃん

 

恥ずべきことってなんだ?定義が不明。

恥ずべきことの定義が曖昧なまま、恥ずべき事柄を恥ずかしいと思うことはできないっしょ。

 

そもそも恥の定義がいい加減な状態で、「恥をかかせるな!」と言われてもねぇ。

じゃあ、具体的になにせいっちゅうねん?としか言いようがない。対応できない。

 

この辺に、不気味な違和感の根源があるようだ。

 

◾ 恥ずかしいと思うのは本人
恥をかいた、とか、恥をかかされた、と思っているひとにをよくよく観察すると、実は、恥をかいたと認定しているのは、恥をかいた本人である。周囲の他人ではない。

誰かがキッカケを作ったり、作為・不作為になにかあったりするにせよ、最終的に「恥をかいた」と認めるのは本人なんだよね。

周囲の何万人もの人が「恥ずかしいこと」とおもったところで、当の本人が恥ずかしいと認定しなければ、恥ずかしくない。

同様に、周囲の人が「恥ずかしくない」と思っていても、当の本人が恥ずかしいと思えば、恥ずかしいことが起きたことになる。

ということで、恥をかくとは、本人の中に閉じた話しであって、周囲は関係ない。

 

◾ 雑な整理をやめよう
恥をかいたと認定できるのは本人だけということがわかれば、恥をかかされたという言い回しはオカシイということに気づく。

自分に恥かかせることができるのは自分だけなんだから。

他人や周囲に恥をかかされたと思い込んだ状態とは、周囲の圧力によって自分が恥をかいたと無理やり思い込まされた、と言える。

恥も外聞も、とはよく言ったもので、恥っていうのは周囲 = 外聞によって思い込まされるんだよね。

もう、周囲の圧力で恥をかいたと思い込むのは、やめようよ。

他人と同じことができないから恥かしいとか、やめようよ。

自分のやりたいこと、できることを思い切りやっていれば、恥かしいとか思っている暇はない。

 

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