プレートリバーブって何?説明して!と言われたら答えられる?

どうも!トランペット、サックスを使ったファンキーな音、新しい時代を自分らしく楽しく生きるための歌詞、ファンキー癒し音楽のルーク野村です。

今回は、プレートリバーブについて書いてみようと思う。

リバーブという言葉を聞いたことがあるひとは、多いと思う。簡単にいうと、カラオケでいうエコーだ。リバーブをかけるとは、エコーをかけると同義と思って良い。

ただ、カラオケのエコーは、カラオケの機械にツマミが1つあるだけで、エコーの種類は選べない。

一方で、リバーブには様々な種類があり、用途によって使い分けることが出来る。選択肢があるのは、いいことだ。しかし、リバーブの種類ごとの使い道を知らなければ、正しい選択が出来ず迷うだけ。

俺は吹奏楽出身で、いわゆる音色をイジるという領域から離れて音楽をやっていた。なので、リバーブのかけ方は素人だったんだよね。

DTM/DAWに携わるようになって、早速、リバーブのかけ方がわからなくなった。なんとなくはわかるし、DTMソフトの使い方は調べればわかる。でも、思ったような結果が出ない。

悩んでいた時に、DTMのプロに相談したところ「まずは、プレートリバーブから始めたら?分かりやすいから」と言われた。でも、そもそも、プレートリバーブを俺は理解していなかった。

「プレートリバーブって何ですか?」

分からなかったので、ズバリ聞いてみた。ところ、プレートリバーブの特徴を教えてもらい、リバーブの謎が解けていくキッカケとなった。

それから、徐々にリバーブのかけ方がわかり、DTM/DAWでも不自由なくリバーブを使えるようになった。

ということで、プレートリバーブについて、説明したいと思う。

■ プレート= 板

プレートを日本語訳すると、ズバリ、板である。リバーブを一般的な言い方にすると、エコーだ。

つまり、プレートリバーブとは、「板エコー」と理解すると、分かりやすい。

でも、板エコーとは、なんだ? 説明がないと、理解できないよね。

ということで、板エコーの説明をしよう。

厚さ1センチくらいの平面で大きな鉄板に向かってトランペットを吹いて居る状態を想像しよう。自分が吹くことが想像出来ないときは、誰かが吹いている状況を想像しよう。

すると、鉄板が反響してエコーがかかったような音になる。こういう種類のエコーが、板エコー。つまり、プレートリバーブだ。

実際には、鉄板を用意して録音するのは面倒臭いので、板に向かって演奏したり歌ったりしたら理論上こういう音になる、という音色を出してくれる機器やソフトウェアを使う。

■ 箱物(ハコモノ)リバーブ

板エコー=プレートリバーブに対して、箱物(ハコモノ)リバーブというリバーブがある。

これも、言葉を替えて説明しよう。

箱物とは、部屋やホールなどのハコモノを指す。ハコモノといっても、音響が素晴らしい大ホールもあれば、ライブハウスのような大音量を前提としたハコモノもある。場合によっては、小さい部屋で演奏する場合も考えられる。

上記で例示した、大ホール、ライブハウス、小さい部屋で、トランペットを吹く場合を想像してみよう。

それぞれで、響き方は全然違う。でも、いずれの場合でも、音が壁に反射して、いわゆるエコーがかかるような残響音が出る。

このように、ハコモノで違いはあっても、ハコモノの中で演奏した場合に聴こえる残響音を再現するのが、箱物リバーブ。

箱物リバーブをさらに分類して、ホールの音響を再現するリバーブをホールリバーブ、部屋(ルーム)の音響を再現するリバーブをルームリバーブ、と呼ぶこともある。

■ リバーブ使い分け – DTM初心者向け

このように、プレートリバーブと箱物リバーブという分類がある。

一般的に言ってリバーブといえば箱物リバーブが使われることが多いので、意識的にプレートリバーブを使おうとしないと、箱物リバーブを使うことになる。

また、DTMの場合はクリックひとつでリバーブを選択でき、設定変更も簡単に出来る。簡単に出来るのはいいことだ。

でも、かつての俺のように、リバーブの設定の意味を知らず感覚に頼ってDTMでリバーブの設定を変更しても、思った通りにリバーブがかからない。

■ プレートリバーブは使いこなしやすい

そんなDTM初心者の場合は、プレートリバーブを使うのがオススメだ。オススメする理由は、プレートリバーブの方が、リバーブの効果を確認しやすいため。

というのも、箱物リバーブは設定変更の組み合わせが複雑で、感覚に基づいて適当にリバーブを設定するようでは、上手くリバーブはかからない。

それに対して、プレートリバーブは単純なので、リバーブをかけた効果を聴いて確認しやすい。

具体的な音源を使って、説明しよう。

以下は、リバーブなしのトランペット。イマイチ感がただよう。

リバーブなし トランペット

 

次に、すこしプレートリバーブをかけたトランペット。ちょっといい感じになる。

弱めのリバーブをかけたトランペット

 

最後に、プレートリバーブを強めにかけたトランペット。やり過ぎ感もあるが、こんな感じになる。

リバーブを強めにかけたトランペット

 

プレートリバーブ=板エコーを感じてもらえると、うれしい。板に反響しているようなエコーだ。

プレートリバーブは、ツマミの上げ下げに感覚的に比例してリバーブがかかる。上記の例も、ツマミを上げ下げしただけの変化だ。対して、箱物リバーブはツマミを上げてもあまりリバーブがかからず、あるところで突然かかりだすことがある。

なので、DTMのリバーブ初心者には、プレートリバーブを使うことをオススメする。

まずは、プレートリバーブを使ってリバーブのかかり具合や、リバーブのかけ方の基本を体感してから箱物リバーブを使うと、リバーブを使いこなせるようになる。

■ まとめ

リバーブには、大きく分けるとプレートリバーブと箱物リバーブがある。

プレートリバーブは板を使ったエコーの音を再現し、箱物リバーブはハコモノ内部で音を出したときの残響音を再現するという違いを説明した。

また、リバーブ利用の初心者であれば、プレートリバーブを使ってリバーブのかかり具合を体感したほうがよいことを紹介した。

リバーブは奥が深いし、使いこなすには時間がかかる。でも、一度慣れてしまえば、ある程度のレベルの結果を得ることが出来る。

慣れるまで時間がかかるし経験を積めばコツも掴めるが、やみくもにリバーブを使っても思った通りの結果になるとは限らない。かつての俺のように。。

まずは、プレートリバーブを使って耳を慣らし、リバーブのかけ方を把握してから、箱物(ホール・ルーム)リバーブを使うと、早くリバーブを使いこなせるようになる。ぜひ、プレートリバーブを試してみて。

あなたの思い通りのリバーブをかけられると、いいよね。最後まで読んでくれて、ありがとう!

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