トロンボーンがバンドメンバに居るなら、 トロンボーンの音域を把握して編曲する必要がある。無理な音域の楽譜を渡しても、吹けないから。

どうも!トランペット、サックスを使ったファンキーな音、新しい時代を自分らしく楽しく生きるための歌詞、ファンキー癒し音楽のルーク野村です。

今回は、俺が昔に吹いていた、トロンボーンの音域について書いてみようと思う。

曲作り、アレンジをするにあたり、いろんな楽器を使って曲作りができると、アレンジの幅が広がる。でも、楽器ごとに出すことのできる音域の上限と下限を無視してアレンジしても、プレイヤーに演奏してもらうことができない。

演奏出来たとしても、音域の観点から音が高すぎ・低すぎの場合、その楽器の得意とする音域ではないので、音が細くなったり、ピッチ(音程)が不安定になったりして、望んだような曲やアレンジにならない。

DTMで作曲・編曲する場合でも、楽器ごとの特性を活かせる音域でアレンジしないと、やはり、望むアレンジにはならない。

身の回りに楽器のプレイヤーがいれば、音域に関して適切なアドバイスがもらえるけど、全ての楽器のプレイヤーが身の回りにいる人は少数派だ。

だからと言って、ネットで調べても、いい加減な情報が多い。

例えば、トロンボーンの音域をネットで調べると、理論的には上限・下限なし、なんて書いてあるサイトがあった。理屈ではそうかもしれないけど、実際は上限下限がある。

また、トロンボーンでダブルハイベーという高音が出る、とネットで自慢している人がいた。高音域を担当するトランペットならまだしも、トロンボーンでダブルハイベーを求められる局面は、ない。さらに、ダブルハイベーのような高音は、音が細くなり音に豊かさがなく、誰も求めていない曲芸の音みたいなもの。

こういうネットの情報を鵜呑みにしてアレンジしてしまうと、トロンボーンの良さを引き出すことは出来ない。

ネットの情報に惑わされることなく、俺の体験に基づいて、トロンボーンの音域について説明しよう。

■ トロンボーンの得意な音域

理論や理屈はさておき、現実にトロンボーンという楽器において、プレイヤーが吹きやすく、楽器の特性を活かした音が出るのは、以下のB♭~Fの1オクターブ半。

この音域であれば、トロンボーン初心者でも出すことができる。中上級者であれば、楽に吹ける音域。つまり、長時間吹いてもつかれないし、音の強弱もつけやすい。

この音域でトロンボーンのパートを編曲すると、安心。演奏してくれるプレイヤーにも優しい編曲となる。

■ 現実的な上限と下限

上記は、トロンボーンが得意で、豊かな音を出せる音域。トロンボーンで出すことができる音の上限と下限は、以下の四分音符でかいたF~B♭と、考えるとよい。

下限の補足をすると、上記に足してあと半音下のEの音を出すことができる。ただ、その場合、第7ポジションという最も遠いポジションまで手を伸ばす必要があり、第7ポジションで演奏することがマレで、かつ、音が低いので、正直、あまり音程が安定せず、オススメしない。

上限の補足をすると、上級者であれば、上のB♭より高い音を出すことができる。ただ、高音になればなるほど、音が細くなりトロンボーン本来の音ではなくなってしまう。だから、上記のB♭くらいを上限としてアレンジしたほうがよい。

楽曲によっては、下のEが必要だったり上のC#が必要だったりするので、その時は使ってもよいと思う。

■ まとめ

トロンボーンの音域について、トロンボーンの良さを引き出さる音域とあわせて、現実的な音域の上限と下限を紹介した。

せっかく、トロンボーンを使って曲を作ろう、編曲しよう、と思って作ったとしても、実際に演奏するプレイヤーが吹けなかったり難儀したりしたら、困っちゃうからね。音域について事前に把握して、作曲、編曲しよう。

もちろん、DTMでも同様のことが言える。音域を把握せずにトロンボーン音源を使っても、どんなにエフェクトかけようがトロンボーンらしい良い音にはならないから。

今回の記事は、俺の体験に基づいて書いた記事なので、実際に使える内容。この記事を機会に、トロンボーンを使って作曲・編曲してみて。

トロンボーンがカッコよく響く曲ができるといいよね。最後まで読んでくれて、ありがとう!

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俺の第3弾シングルの「汝の敵を愛せよ」では、間奏で今回の記事で話題としたトロンボーンのソロが入っている。ぜひ、聴いてみて!

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