こんにちは!トランペット、サックスを使った「ファンキー」な音。新しい時代を自分らしく楽しく生きるための「歌詞」。

でもって、「ファンキー癒し音楽」のルーク野村。

今回は、「癒し」の歌詞をつくるルーク野村が、許すという言葉が持つふたつの意味について書いてみようと思う。

他人を許すって、難しいよね。できるだけ寛大に、ココロひろく生きたいと思うけど、どうしても許せない!という気持ちに苛まれた経験は誰でもあるんじゃないかな。

俺も、どうしても許せない、という思いにとらわれた経験はあるよ。

この状況で、あいつを許しちゃダメでしょ!みたいな。自分はちっちゃいな、と思うけど、どうしても無理!という感情が先立ってしまう。

でも、あるとき、許すという言葉にはふたつの意味があることに気づいた。

気づいてからは、一般的な許すの意味ではない方の許すを実践できるようになった。前よりはずっと気軽に許すことができるようになり、自分が楽になったね。

あいつは許せない!許しちゃダメだ!という怨念みたいな嫌な感情をさっさと手放すことができるようになったのでね。

ということで、許すという言葉が持つふたつの意味について、説明したいと思う。

■ 許すという言葉

許す、という言葉の意味を調べてみよう。goo辞書によると、以下だった。

1 (「聴す」とも書く)不都合なことがないとして、そうすることを認める。
希望や要求などを聞き入れる。「外出が―・される」「営業を―・す」

2 (「赦す」とも書く)過失や失敗などを責めないでおく。
とがめないことにする。「あやまちを―・す」

3 (「赦す」とも書く)義務や負担などを引き受けなくて済むようにする。
免除する。「税を―・す」「兵役を―・す」

(以下省略)

なるほど、いろいろ意味があるね。で、一般的に言って、ひとを許す、というと、どういう意味だろうか。

例えば、あなたが誰かにモノを貸して、借りた人がなくした、とする。

そういう場合、なくしたその人を、あなたが「許す」というと、どういう意味だろう。

■ 一般的な意味:許す = 全ての誤ちをなかったことにする

この場合の「許す」は、全ての誤ち、財産的な損害などを、 なかったことにする、という意味となることが通例のようだ。

あなたが貸したモノが、財産的価値が低く、再度調達可能であれば、許すことは比較的容易だ。

一方で、貸したものが高価なモノや、かけがえのないモノだったら、どうだろう。

容易に許せない、となりがち。

特に、お金を貸した場合は、ややこしい。

借りたお金を落としてしまった、うっかりどこかの置き忘れてしまった、無駄遣いしちゃった、という場合でも、借りたひとは、お金は等価なお金を別途調達出来る。

例えば、自分の手元のお金で返す、働いて返す、なければ借りて返す、などの埋め合わせができる。

だから、貸したお金について、落としたならしょうがない、置き忘れたならしょうがない、無駄遣いしちゃったのはしょうがない、と許すことが出来る人は、少数派なんじゃないかな。

■ 許すせない相手に自分が振り回される

誰か他人を許せない、という時は、いろんな気持ちが入り混じっていることが多い。

  • 自分の財産を毀損させられた。
  • 信頼を裏切られた。
  • 自分が軽んじられた、バカにされた。
  • 誠意をもって事後処理に当たらない相手が不愉快…

同時に考えたいことは、相手を許さないと、自分が相手に振り回され続けるということ。

相手を許さないと、上に列挙したような否定的な思いが、自分の中にずっと残ってしまう。

許してしまうと、自分の損害の賠償の放棄が確定し、バカにされたことを肯定してしまう。

でも、許さない!と思っていると、相手の言動に振り回されて、自分が感情的に落ち着かない。

■ 勝つまで憎悪感。負けると、さらなる憎悪感が延々と。

こんなとき、たいていの場合は、一切相手を許さず、自分の主張を押し通して相手を負かすべく努力する、という方法をとる人が多い。

この方法をとりたい人は、あえて止めない。

ただ、自分の思う通りの結果、つまり、相手に勝って納得するまで、相手を憎む感情が消えることはない。勝つまで時間がかかる場合は、勝つまでの間、ずっと、憎悪感、不快感に苦しむ。

また、思う通りの結果にならなかった場合、つまり、相手に負けた場合は、さらなる憎悪感、不快感に苛まれる。勝つまで延々と、執念深く戦う人もいる。

これじゃあ、ココロが休まらない。

なので、俺のオススメは、相手を許すこと。

■ 許すという言葉にはもう一つの意味がある

「いや、許しちゃダメでしょ、なんで、過失ある相手を許さなきゃいけない!?」

「悪行を簡単に許すと、やったもの勝ちでしょ。ありえない。」

「不法行為を許すのは、社会正義に反する!」

こんな思いに駆られる人が多いのでは、と思う。ただ、ここで俺が使う「許す」という言葉は、一般的な意味と  チョット違う。

どういう意味かというと、あくまでも、自分の中で許す、といえばいいのかな。

先に説明したように、一般的な「許す」が意味する、全ての過失、悪行、不法行為、などを全部水に流すわけではない。

自分のなかで、相手を自分の感情から切り離す、ということ。

「わたしは、あなたを許しました」と自分のココロなかで、自分に対して宣言する。

そして、もう、許した相手を憎まない。起きたことも全て許容する。

そうすると、自分の中で、今まで許せなかった相手や、目の前で過去に起きたことなどに、感情的に振り回されなくなる。

■ 仲良くなる必要は、 ない

あくまでも、自分のなかで許しただけ。なので、許した相手と仲良くなる必要は、ない。

許せない事件が起きる前に仲良しだったらからといって、仲直りする必要もない。

仮に、裁判を起こしているならば、継続したければ継続すればいい。

自分のなかで許しただけなので、自分の外での行為としての裁判は続ければいい。自分がやりたいように、やりたいことをすればいい。

こんなふうに、自分のなかで許せない相手を許すと、憎悪感、不快感に苛まれることはなくなる。

あくまでも、自分が楽になるために、自分のために、許せないと思っている相手を許す。過去に起きたことを許容する。

■ 許すの意味を取り違えると

このように、自分のなかだけで許すという許しと、許すという言葉の一般的な定義の許しとでは意味が異なる。

自分のなかだけで許す、という意味のつもりで、「もう、許していいんじゃない?」「許したほうが楽になるよ」と話しかけたとする。

そのとき、一般的な意味の許すという言葉の意味で解釈されると、「何言っちゃてんだ!許せるわけないだろ!」と、話す相手が感情的になって、うまく伝わらない。

だから、俺がここでいう、自分のなかだけで許す、という意味をはっきりさせるために、別の言葉を作ったほうがいいのかもしれない。

例えば、自己内許容、とか。単語が長いかな。言葉としては、許すというより許容のほうがいいかもしれない。

■ まとめ

許せないひとがいたら、自分のなかだけで、許す。

そうすれば、誰あろう、あなた自身が負の感情から解放され、楽になる。

自分のために自分のなかだけで、相手を許す、ということ。

どうしても許せない人がいて、ココロがかき乱されているあなた。自分の中だけで相手を許してみようよ。

あなたが、楽になるからね。

最後まで読んでくれて、ありがとう!

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