■ 俺はいわゆるラブソングを書かない

ルーク野村としては、ファンキー癒し音楽を標榜している。

癒し音楽を標榜、となると、愛する二人の切ない恋とか、素敵な出会いとか、のいわゆるラブソングを書いたほうがよいように思われるかもしれない。

 

ただ、ひとつのこだわりとして、俺は、ラブソングを書かない。

 

■ 男女が愛し合うのは排他的

理由は簡単で、男女ふたりの愛というのは、実に閉鎖的で排他的だから。

※ここでは、話をシンプルにするために、LGBTの方々の考慮はしておりません。お許しください。

 

よくありがちな歌詞で、こんなのがある。

「あなたしか みえない」

「世界で一番 大好き」

「あなたがいれば 何もいらない」

 

たしかに、恋するふたりにはピッタリなんだろうね。

恋多き年頃のひとたちには、共感を呼ぶんだろう。

 

でも、冷静に考えてみると、おそろしくないか?

 

自分ら二人だけよければいいのか?他の人への思いやりはないのか?

世界で一番好きな人以外が困っていたら、どうすんだ?

 

疑問は尽きない。

要するに、排他的なんだよね。恋する二人以外は別世界という考え方。

 

■ 自分たちの愛の延長で他の人にも愛を

憎しみ合うよりは、もちろん、愛し合う二人の世界のほうがいい。

ときには、周りが見えなくなるくらい、愛し合う二人という状態も否定しないよ。

 

でも、排他的な二人だけの世界を維持されても、どうかと思う。

 

おすすめするのは、二人だけの愛の世界を構築して、そのあとで、他の人にも二人の愛をおすそ分けできるような考え方が素敵だと思うんだよね。

 

でも、ラブソングで「あなたが 世界で一番すき。その延長で同様に、世界中の人も愛してる~」じゃぁねぇ。

調子悪い、というか、理屈っぽい。しかも、ラブソングなんだか世界平和の歌なんだか分からなくなる。

 

だから、俺は、排他的な世界を構築することを推奨するようなラブソングは、書かない。

 

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