初心者向けのコード進行の紹介。ジャズの定番コード進行でおしゃれに。

どうも!トランペット、サックスを使った「ファンキー」な音、新しい時代を自分らしく楽しく生きるための「歌詞」。

でもって、ファンキー癒し音楽のルーク野村です。

作曲していてコード進行がワンパターンになったり、ありきたりすぎて工夫したくなったり、と悩むことがある。そんなとき、いろんなコード進行パターンを知っていると応用が利く。

俺も作曲していて、コード進行がなんか単調だな、とか、いつもと同じじゃん、とか思ったりして思案することが、ままある。

一方で、最近、ルーク野村の曲のアレンジを工夫しているときに、音楽仲間から「最近は、ツーファイとかあんまり使われないから、若手は知らないよ」という話を聞いた。なんと、ツーファイのコード進行をしらない人が少なからずいるんだ、と思った。

そこで、ネットでツーファイのコード進行の記事をいくつか見たんだけれども、音楽理論に基づいて丁寧に説明しているサイトはあったが、音楽理論の前提知識がある程度ないと読み解けない内容が多かった。

じゃあ、俺がいままでの経験に基づいて、ツーファイを初心者向けに簡単に説明してみよう、と思うに至った。この記事を読んで、ツーファイを理解して作曲に応用してもらえれば、うれしいなぁ。

ということで、ツーファイのコード進行について、説明したいと思う。

■ ツーファイ/ツーファイブとは

ツーファイとは、ツーファイブの略。2(ツー)から5(ファイブ)にコード進行するということ。以下のような進行をいう。

Ⅱm7 →Ⅴ7→Ⅰ

Cのメジャーコードであれば、以下となる。

Dm7→G7→C

ツーファイは、ジャズではよくつかわれるコード進行だ。

■ 典型的な使われ方

いわゆるブルースの12小節のコード進行には様々なパターンがあるが、ジャズのブルース進行での典型的な進行は以下となる。

|Ⅰ  |Ⅳ7 | Ⅰ | Ⅰ |
|Ⅳ7 |Ⅳ7 | Ⅰ | Ⅰ |
|Ⅱm7|Ⅴ7 | Ⅰ | Ⅰ |

わかりやすくCのメジャーコードで表現すると、以下。

|C  |F7 | C | C |
|F7 |F7 | C | C |
|Dm7|G7 | C | C |

この12小節の9小節目、10小節目で、Ⅱm7→Ⅴ7からⅠに向かって進行するのがツーファイ。2から5に進行して1に戻る。

■ ロック、ポップスでの活用

ツーファイはジャズ限定、という決まりは、ない。ロック、ポップス含めたその他のジャンルでも使える。

具体的な使い方をみていこう。

ロック、ポップスでの王道のコード進行で、以下のⅣ(よん)→Ⅴ(ご)→Ⅰ(いち)がある。

|Ⅳ7 | Ⅴ7 |Ⅰ |

具体的にCのメジャーコードで書くと以下となる。

|F7 | G7 | C |

このⅣ→Ⅴ→ⅠのⅣをツーファイのⅡm7に置き換えてみよう。既に完成した曲でもオッケー。ありきたりのⅣ→Ⅴ→Ⅰがちょっとおしゃれだけど安定した感じの進行になることが多い。

■ 背景の説明

Ⅳ→Ⅴ→Ⅰは音楽理論的にも、ツーファイに置き換えて問題ない。騙されてたと思って、一度試してみてほしい。

そうはいっても、本当に?と疑問をお持ちのあなたに、解説をしておこう。

上記のCメジャーコードの例示だと、以下となる。

[Ⅳ→Ⅴ→Ⅰ]|F7 | G7 | C |
[ツーファイ]|Dm7|G7 | C |

Ⅳ→Ⅴ→Ⅰの最初の小節のFの平行調がDmなので、Ⅳ→Ⅴ→Ⅰとツーファイは非常によく似ている。根音がことなるけど、構成音はほとんど同じなので。

細かく構成音をみていくと、以下となる。

F   | F / A / C
Dm7 | D / F / A / C

上記の通り、F / A / C は同じで、Dのみ異なる。言い方を換えるとDm7はF6コードと構成音が同じ。

F6  | F / A / C / D
Dm7 | D / F / A / C

つまり、F6の根音をDにした、分数コードでいうF/Dが、Dm7ということ。Fのコードトーンのちょっとした変化形というように考えてみよう。いわゆる代理コードとなりうるということ。

もちろん、FとF6は響きがことなるので、Fのほうが好きな場合はF7→G7→CというⅣ→Ⅴ→Ⅰ王道進行のままの曲でよいとおもう。ただ、Ⅳ→Ⅴ→Ⅰだとありきたりで聴き飽きた、ちょっと変えたい、という場合は、ツーファイのDm7→G7→Cにすると、けっこう新鮮なサウンドになることがある。

一般的に言って、ツーファイはⅣ→Ⅴ→Ⅰより重く感じるといわれるけど曲や演奏時のキーボードやギターのボイシングによって聴こえ方は異なる。

ジャズでは王道のツーファイを試す価値は、あると思うよ。

■  まとめ

Ⅳ→Ⅴ→Ⅰというロック・ポップスの王道進行をちょっと変えてみたい、という場合に、ツーファイが使えるのでは、ということを紹介した。

歴史をひも解くと、ジャズでツーファイ、ロック・ポップスでⅣ→Ⅴ→Ⅰと変遷してきたと思うので、ツーファイは旧い感じがするかもしれない。

でも、Ⅳ→Ⅴ→Ⅰを聴き飽きた世代には、ツーファイは新鮮かもしれないね。

ツーファイを使うと、曲によってはジャズの雰囲気が出ておしゃれになる場合がある。新しく作る曲でツーファイを使ったら、バンドメンバーに自慢できるかもね。

Ⅳ→Ⅴ→Ⅰのコード進行を新鮮な感じにしたい!という場合に、ツーファイを使ってみて。または、この記事でツーファイを初めて知った!というあなた。ツーファイで曲を作ってみてはどうだろう。

ツーファイを使って、作曲に幅が出るといいよね。最後まで読んでくれて、ありがとう!

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