ひとは過去の奴隷、という考え方を聞いたことがありますか?

どうも!トランペット、サックスを使った「ファンキー」な音、新しい時代を自分らしく楽しく生きるための「癒し」の歌詞。

でもって、「ファンキー癒し音楽」のルーク野村です。

誰にでも、過去はあります。いい思い出も、嫌な思い出もあるでしょう。ここで理解したいことは、過去に基づいて将来を設定しようとする心の癖があるということです。

この癖が、自分で自分の将来に限界を設定しています。

だから、ひとは過去の奴隷、という解釈が成り立ちます。

自分の将来に自分で限界を設定する心の癖は、残念です。

しかし、癖に気づけば直すことはできます。

今回は、新しい時代を自分らしく楽しく生きる歌詞を書くルーク野村の視点から、この心の癖の特徴と、癖の直し方について書いてみようと思います。

■ ひとは過去の奴隷

ひとは過去の奴隷、と説明しました。

どういうことでしょうか。具体的に説明します。

ひとは、過去の経験で感じた感情・感覚を、顕在意識と潜在意識で覚えています。

そのため、目の前で過去の経験と似たことが起きると、過去の経験と同じ感情・感覚を感じる目に遭う、と即座に反応してしまいます。

ひとは、過去の奴隷

顕在意識で覚えている過去ならば、自分の反応に自覚があります。一方で、潜在意識で覚えている過去ならば、自覚なく反応してしまいます。

自覚なく過去経験の記憶に基づき反応するので、ひとは過去の奴隷という解釈が成り立ちます。

■ ココロの癖である証明

そんなのしょうがない、人間はそんなもんだと諦めるひとも多いと思います。

でも、諦める必要はありません。単なる心の癖なので矯正可能です。

矯正可能である理由を説明します。たとえば、こんな話はどうでしょう。

あなたが、道を歩いていて正面から立派な服装の威厳あるひとが近づいて来ます。そして、あなたに、こう話しかけたとしましょう。

「私は○○家で執事をやっているものです。あなたは、実は名家の○○家の末裔なのです。」

執事が、あなたに真実を

そのあと、もっともらしいことをしゃべり、あなたの両親や親戚の名前や、親族しか知らない実話まで出し、あなたが○○家の末裔であり、その遺産を相続する立場にあると説明してきたとしましょう。

その内容がもっともであれば、あなたはその話を信じますか?

もちろん、詐欺のリスクもありますし信じる必要はありません。でも、もっともな話であれば、信じる可能性はありますよね。

何が言いたいかというと、あなたが思い込んでいる過去と現在との連続性は、あなたの思い込み=心の癖だ、ということです。実は、あなたは本当に○○家の出身で、その出自を知らされていないかもしれないのですから。

■ 過去の奴隷からの解放

つまり、過去の思い出と現在を結び付けているのは、あなた。

過去の引き出しからもっともらしい思い出を引っ張り出して「こうだったから、ああなる」と決めつけているは、あなた

だから、過去の奴隷から自分を解放できるのは、あなたなのです。

では、過去の奴隷から解放されよう!ということで「私は空も飛べるんだ!」と高層ビルから飛び降りるのはオススメしません。ほぼ、間違いなく、あなたは死んでしまいます。

「俺は誰よりも強いんだ!」と道行く体格のいい人に殴りかかるのも、オススメしません。そもそも人を殴るのは刑法犯ですし、過去にケンカで勝ったこともない人であれば、まず間違いなく負けます。

無理なことにチャレンジしたからといって、過去の奴隷から解放されるわけではありません。

■ まずは、できそうなことから

極論にいかず、変えられるかも、と思える範囲で過去の奴隷からの解放を試行しましょう。

具体的な例を、いくつか紹介します。

自分が残業して頑張らないと、他のひとは助けてくれない!と思い込んでいる職場で、定時で帰ってみましょう。意外に、他の人が助けてくれるかもしれません。

楽しそうに話をしている人たちの輪に加わると無視される!と思い込んでいるなら、話の輪に飛び込んでみましょう。意外に、話の輪に加われるかもしれません。

こんな感じで、自分の思い込みの枠外に一歩踏み出してみましょう。こうすることで、過去の奴隷からすこしづつ解放されていきます

最初の一歩を踏み出そう

■ まとめ

端的にいうと、ひとは過去の奴隷です。でも、過去にとらわれるのは心の癖なので、直すことができます。

突拍子もないことはせずに、思い込みのすこし枠外に踏み出しましょう。そうすることで、過去の奴隷から解放される最初の一歩となります。

まずは、心の癖であることに気づくことが大事です。気付かないと行動に移れませんから。行動に移したいと思えたら、行動に移しましょう。

あなたが、すこしでも過去の奴隷から解放されていけるといいですね。最後まで読んでくれて、ありがとうございました!

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